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上甲吉算宛封書２通・他者宛葉書２通

上甲宛は(1)昭和１３年７月６日消印墨筆便箋３枚　「今日ハ山楽ノ横物、祇園南海ノ山水、契沖ノ短冊など現れ、何れもよろしき品也」云々という古美術談義(2)昭和１５年４月２５日消印墨筆大便箋２枚　硯を進呈し、借りている木庵と鉄斎を返却するという内容。(3)早稲田文学谷崎精二宛葉書墨筆８行　鴎外の原稿の了解の件(4)中央公論社清水一継宛墨筆８行　病気見舞。葉書はいずれも昭和１３年。