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商品詳細

朝井閑右衛門画額「牧神とニンフ」

販売価格: 700,000円(税込)
数量:
厚板に油彩
22×10
左下にサイン
名古屋フォルム画廊のシール貼込
タトウ

朝井閑右衛門(あさいかんえもん 1901―1983)は現在の大阪浪速区に浅井繁熊の長男として生まれた。本名は浅井実。18歳の頃上京して絵を学び、1926年に二科展に初入選を果たしている。二科会から光風会に所属を移し、1936年の文展に500号の大作「丘の上」を出品して文部大臣賞を受賞した後は中国の要人の肖像画や戦争画で名をはせた。1946年春の帰国後は横須賀に住んで木内克に誘われて新樹会に参加、合わせて現代日本美術展などにも出品した。1966年鎌倉に居を定め、厚塗りでピエロやドン・キホーテなどの連作でその特異な画風を発展させたが、晩年は歩行に支障をきたすようになった。早くから草野心平、三好達治、高見順などの文学者と交流し、装幀や挿絵も多く描いている。